2022年シーズンの地元阪神タイガースの調子がかなり悪いようです。
開幕9連敗、その後も振るわず4月10日時点で1勝12敗1引き分け。
野球は詳しくありませんが、全143試合の長いレースで序盤でここまで悪いとなかなか挽回が難しいし、これからの気持ちの維持の仕方が非常に難しいと思います。
短期決戦ならあきらめもつくかもしれませんが、残り129試合も同様に苦しい展開だと想像するとゾッとします。
1.プロ野球を支える「中年」の方たち
矢面に立つ矢野監督が53歳と「中年の危機」世代なので、非常に気の毒に思いながらニュースを見ています。
年齢が気になり調べたところ、阪神ターガースのホームページでコーチのほとんど40代後半から50代。
コーチの方は皆さん現役時代に活躍された方や、チームに貢献された方だと思いますが、日本の会社の管理職と同様にほとんどが40代、50代になります。
40,50代が悪い訳ではないと思いますが、監督、コーチ陣10名程度のほとんどがこの年齢で固めるのはよくないのではないかと思うのです。
一般的に40、50代は「中年の危機」で個人的悩みが多く非常に不安定な時期です。
そんな「中年の危機」の方たちに、プロ野球運営会社のみならず社会的に影響の大きいプロ野球の成否を任せるのは気の毒に思ってしまうのです。
かといって、60歳オーバーの方たちばかりに任せるのもどうかと思うので、せめて30代の方を増やしたり場合によっては女性のコーチを入れてもよいと考えるのです。
早速Google先生に確認したら、まさにアメリカで女性のプロ野球監督が誕生したようです。
さすがのアメリカでも2022年に初誕生ですから、日本ではあと10年以上は先になりますね。
2.プロ野球を支える「中年」の方たちの苦悩
プロ野球の方に「中年の危機」が存在するか分かりませんが、会社員よる不安定な部分が多いため「精神的危機」は常にあると思います。
また会社員とは異なりプロ野球の方の現役期間が短いため、引退後がどのようになるかはかなり個人差があると思われます。
引退時期にもよると思いますが、30代にはほとんど引退するとした場合、年金をもらえるまで30年以上の期間があることになります。
もちろんプロの方なのでそれなりに収入もあって、資産を形成されていれば問題ないと思いますが引退後の第二の人生について就職先などがきれいに整備されているのでしょうか・・。
そんな中でもプロでコーチをされている方は恵まれているのかもしれませんがそれでも60歳まではコーチは難しそうです。(実業団、大学、高校などの監督やコーチ等野球業界のすそ野は広いかもしれませんね)
また本人納得の引退であればいいのですが、納得されていない場合は現役時代からのスムーズな卒業が出来ておらず精神的に不安定な方もいらっしゃると思います。
そんな方たちの苦悩は会社員の私には図り知れません。
そんな苦悩を抱えた方たちには是非頑張って欲しいのですが、名プレイヤーが名コーチ、名監督にならないのと一緒で監督、コーチ=経営とするとやはり簡単に行かないものです。
結果が悪いと監督、コーチが悪いと言われます。
負け方や現状を見ると、まるでうちの会社みたいな感じで悲しくなります。
簡単に良くならないと思いますので少しづつ改善していければと、自分にも言い聞かせて阪神を応援したいと思います。
ところでパリーグのビッグボス新庄の日本ハム(実は日本ハムとロッテの違いがつきません・・)も調子が悪いようです。
ビッグボス効果は今のところ見えてきていませんね。急には変わらないと言うことでしょうか。
それでも何かを変えてくれることを期待しています。