憂鬱な気分だったのが、何かのキッカケで気持ちが上向きになることがあります。
理由はよくわかりませんが憂鬱な状態を懸念して身体が気分の良くなるアドレナリンか何か出してくれたのかもしれません。
もしかしたら今朝のニュースや昨日嫁さんと話した会話の中にウキウキになる前触れ、要素があったのかもしれません。
いずれにしても思い当たるフシが無いのに何故かウキウキな気分なのです。
例えるなら、明日から大型連休で楽しい事盛りだくさんの計画が待っていたり、もしくは新しい恋人ができて楽しくて仕方ないような感じです。
このような「ウキウキ感」を自分で思うようにコントロールできたら「中年の危機」だけでなく元気がない時も少しは乗り越えやすくなると思います。
アドレナリンを都合良く出すのは難しそうなので1番簡単な方法は、自分に都合の良い「空想」をすることだと思っています。
自分の頭の中は、自分だけの自由の世界です。
自分の世界だけは誰にも支配される事のない自分が主役の世界で空想し放題です。
例えば超絶美形になってモテまくるとか、いきなり100億円相続するとか、どんな空想しても誰にも迷惑をかけませんし誰も傷つきません。
唯一自分がその空想をどの様に思い、感じるかです。
自分しか分からない空想なので恥ずかしがる必要はないはずですが、何か恥ずかしい気持ちは否めません。
しかしココは思いきって自分の思い、欲望を素直に空想に出しちゃってください。
私の空想もとてもココに書けない様なものがいくつかあります。
表向きの空想としては、やはり毎日働かないで不労所得で悠々自適に何者にも拘束されないのが自分の希望です。
毎日は働かないけど会社の代表取締役会長で綺麗な秘書が何人もいて、高級社用車、バイクが何台もあって、平日に楽しい友人とゴルフしたり有意義に過ごします。
〇Ⅹ△カントリー倶楽部
もちろん家族との時間が最優先で定期的にファーストクラスで海外旅行。
そこそこの豪邸に住み(超豪邸だと空き巣、強盗の心配、掃除の苦労があるのでそこそこの豪邸にしておきます)記念日は馴染みのレストランでランチやディナー‥。
書き始めるといくらでも書けてしまう空想生活。
ところで妄想ではなく空想としているのは、妄想はもっと精神的に追い詰められた時に使うらしいからです。
空想を続けていると途中で現実との落差で我にかえる事になります。
そうなると現実に引き戻されて残念な気持ちになってしまうので、「ウキウキ」を継続させるために「空想」は、出来るだけ現実に合わせた具体的な設定をするのがコツです。
例えば、空想で自分が住むそこそこの豪邸は近所の良さそうな家を改築したものにしてみたり、空想で自分が代表取締役会長の会社は通勤途中の小綺麗な経営コンサル事務所だったりなどです。
私は車と家が好きなので高級住宅が掲載されている雑誌のモダンリビングを立ち読みして自分の家にする場合のリノベーション案を立案します。
仕事、趣味、特技、家、お金、家族、友人など空想で細かい設定を整理するともしかしたら理想の自分の姿が見えて来るかもしれません。
なりたかった自分を改めて再定義出来るかもしれません。
「空想」?などと言って侮らずに、真剣に自分の理想を「空想」して本当の自分を取り戻すきっかけにできるかもしれません。
ところで「空想」と言うとどうしても昔話題になった「空想科学読本」を思い出してしまうのは私だけでしょうか?