2021年総括と反省。八方美人中年はそろそろ卒業。

 

今年もそろそろ終りに近づいてきました。

真面目に実施したことはありませんが、今年の総括と反省を考えてみようと思います。

・今年の総括、反省

関西に転勤してきて6年が経ちました。関西に来てから「中年の危機」に罹患したので6年間も「中年の危機」でさまよっていることになります。

2021年は体調を崩して入院したり、転勤してきた部下が突然辞めたりとここ数年の中では変動の大きい年でした。

死に直面するような病気ではなかったので心境に大きな変化はなかったと思いますが、人によっては「雰囲気が変わった」と言われました。

辞めた部下にはそれなりの理由もあるのですが、抜けた穴を自分がカバーすることになり時間が経つにつれて怒りが積みあがってきてしまいました。

入院後に部下が辞めることが分かったので、部下と入院は関係ないのですが仕事のストレスが病気の一因であることは間違いありません。

自分自身はこれまで仕事一辺倒ではなくモーレツ社員ではありません。どちらかと言うと余力を残しながら70%程度で仕事をしてきました。

自分より真面目な社員も、全然ダメな社員もいます。真ん中より少し上の真面目度だと思います。

要領がいいのかもしれません(昔母親には「要領よく行動しなさい」とよく言われました・・・)

25年以上働いていますが、そもそも今の会社も仕事が嫌いなのです。

しかし辞める勇気もなく、表面上うまく繕って過ごせてきたと思っています。

この「うまく繕ってきた」と言うのが大きなストレス要因だったのかもしれません。

要領よく仕事をしながら、実は我慢をして自分に無理をさせていたのかもしれません。

それが病気で入院したことで、自分に無理を強いることは結局自分の負担として返ってくることを感じて、これまでうまく繕ってきた「八方美人中年」を変えたのかもしれません。

 

・八方美人中年 限界を知って衝突で消耗する

これまでは、仕事で周りともめないように穏便に済ませるよう「八方美人中年」に徹してきました。

部下が間違えたり、少しサボっていても目くじら立てすに怒らず、一緒に解決策を模索するようにしてきました。

同時にそれが自分の度量の大きさを示していると思っていました。

「八方美人中年」のやり方は間違いではないと思いますが、自立的に仕事のできない人間は強く導く必要があるようです。

そしてそれを分かった上で、厳しく指導するリーダーも必要なのです。

簡単に言うと指示(支配)されることを良しとする人間もいるということでしょうか。

ある程度の自由が担保されているのであれば、指示に従って作業をするだけであれば「楽」ではあると思います。

そして、指示をするのが好きだという人間もいます。

会社という仕組みはそういう人間を効率的に集めて、仕事をさせる都合のいい集合体とも言えます。

そしてその組織の中で、潤滑剤として八方美人も必要です。宴会部長などもムードメーカーも必要ですね。

 

組織で仕事をする中で「報連相」に次ぐ、「お・ひ・た・し」と言う新ワードがあるようです。

「お」 おこらない

「ひ」 ひていしない

「た」 たすける

「し」 しじする

先に書いた「指示する人間」と「指示される人間」が効率よく、心地よく仕事をするための言葉でよくできていると思います。

「お」「ひ」まではできていたと思いますが、「た」と「し」は難しいと感じます。

いつ、どのくらい「たすける」のか?

どこまで細かく「しじする」のか?

これは人・年齢・習熟度合によって大きく異なるのでオーダーメイドの範囲になります。

あまり指示しすぎたり、助けすぎると部下は嫌になるし成長しません。

助けなかったり、指示しなさすぎると部下は不安に嫌になります。

さじ加減が難しいですね。

他に「こまつな」や「ちんげんさい」など野菜シリーズもあるようです。

 

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