11月下旬になり気温が下がってきてかなり冷え込む日が増えてきた。
そして亡くなる方も増えてきた。
身近でも葬儀が続いている。寒さは人間にはよくないらしい。冬場は死亡率が高いことは統計でも出ている。1.2倍くらい。
元々寒い地域に住んでいる人はある程度耐性ができていると思うがそれでも夏冬、昼夜で寒暖差は出てくるのできついと思う。
この寒暖差が体を鍛えている一方、老齢化するとこの寒暖差に身体が付いてこれず心不全や脳梗塞などによりなくなる方が多いようだ。
専門的な見解はGoogle先生が教えてくれるが、この事実が本当に本当ならば暖かくて寒暖差の少ない地域に住めば、温度差、気候による死亡リスクは減少するはずである。
退職金が出てリタイヤされた夫婦がタイとかフィリピンに移住するのは生活費が抑えられるという理由だけでなく年中温かくて過ごしやすいということもあるようだ。
そうするとCO2の排出量が増えて世界が温暖化してとんでもないことになると言われていることも考え方次第では悪いことばかりではなさそうである。
日本だと恒例となってきた夏の暑さは更に過酷になっていくかもしれないがその代わりに年間の気温が上がることで冬の過ごし方も楽になるだろう。また冬の降雪によるコスト(除雪や寒冷地仕様など)が削減していくかもしれない。悪いことばかりでないかもしれない。
世界的にみると温暖化で北極南極の氷が解けて水面が上がるだろうし、温暖な地域は更に暑くなって生活を営むことが困難にになるかもしれない。
一方、ロシアやカナダなど極寒地域に人が住めるようになるかもしれない。そうするとインフラ需要などが出てきてもしかすると景気が良くなるかもしれない。
とにかく寒さが原因で亡くなる人がいて、長生きしたいと思うのであればできるだけ世界を暖かくすればいいのではないだろうか。
もしかしたら人間の長生きしたいという思いが強くて、世界を温暖化の方向に持っていっているのではないかと想像してしまう。