憂うつ感からの脱出方法 ~心配事を棚上げする技術~

中年になると仕事か体調の影響か、時々「憂うつ感」が強くなることがあります。

一時的な「憂うつ感」ならいいのですがこれが継続すると悪化して悪い方向に進展していく可能性があります。

そのため出来るだけ早くこの「憂うつ感」から脱出して自分の心をストレスフリーな状態にしてあげる必要があります。

ストレスフリーな状態に近づけるには単純に下記の2点です。

①ストレス解消する。

②憂うつ感の根本原因を無くす。

運動や飲み会、お酒で溜まったストレスを解消できる人であればいいのですが中年の悩みはそんな簡単に解消されません。問題は解決していませんから・・。

そうすると②憂うつ感の根本原因を無くす方法ですが、憂うつ感・ストレスの原因を把握して解決策を実行できればいいのです。

原因として考えられる仕事の問題・人間関係・お金などの悩みは複雑に絡んでいるし、どれも簡単には解明できません。

結局は原因は簡単に解決できませんので、憂うつ感から逃れることができません。

それではいっそのこと、憂うつ感を「棚上げ」してしまうのはどうでしょうか。

嫌な事は棚上げする技術を身につけるのです。

真面目にやってきた人であればあるほど「棚上げ」することに抵抗感はあると思います。

真面目な人は、懸案事項を「棚上げ」する事で余計に気になってストレスがたまるかもしれません。

また無責任な人間と思われるかもしれません。

・・・多分、大丈夫です。

よほどの急ぎの懸案事項でなければ、少しくらい「棚上げ」しても状況は変わりません。

これまで築いてきた自分の「信用」が低下するかもしれません。

しかし周りを見てください。そもそもまともに仕事を納期通りやらない人、約束を守らない人いませんか?

そういう人でも首にならずに給料を貰っていませんか?

そのような無責任な人を真似する必要はありませんが、少しくらい無責任という印象を周囲に与えておいた方が、後々楽になるかもしれません。

 

また仕事や面倒なことは「棚上げ」しておくことで、なぜか時間が経つと解決してしまったり、みんなの心から忘れ去られ忘却の彼方に行ってしまう事があります。

必要最低限の懸案事項だけを片付けておいて、優先度の低いもの、自分の足元を危うくするものでなければどんどん「棚上げ」してしまいましょう。

尚、この「棚上げ」は忘れたことやなかったことにする訳ではありません。

緊急性がないと判断し、自らの判断で「棚上げ」するので積極的「棚上げ」となります。

可能であれば、「棚上げ」した事柄をメモしておいて、後で大事になったか確認してもいいかもしれません。

書籍で心配毎の9割は起こらないと言ったものもあるくらいです。

心配事が増えると交感神経が高ぶってしまいゆっくりリラックスできなくなります。

日頃から心配毎は棚上げする技術を身につけて、心配事を最小化する様に訓練をしてみましょう。

悪いイメージの「棚上げ」ですが、これからは心配事、懸案事項を前向きな「積極的『棚上げ』」してリラックスした人生にするのです。

 

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