あおり暴行運転者と「中年の危機」

夏休み大きく話題となったあおり暴行運転の容疑者が逮捕された。とんでもないやつであおり運転の余罪だけでなく通常の生活においても異常な行動が多かったことが分かってきている。

このような異常行動をする人間は残念ながら世の中に多く放たれているが、異常行動を取っている人間は何かのブラックリストに載せて、共有したいと思っていたらすでに異常運転者のナンバーや状況などを投稿して情報を共有するサイトが存在している。「number」「Number Data」いうサイトらしいが、えん罪のベースになる可能性もありリスクは存在している。

もしかして誰かの悪意で自分の車のナンバーが投稿される可能性などもあるからだ。やはり車のナンバーからだけではブラックリスト化は難しい。

やはりプライバシーは気になるし、セキュリティーに大きな課題があるが、最終的には顔認証で異常行動者をレベル別(犯罪者候補者)ブラックリスト化するしかない。

ところでどこかの本に、世の中のクレーマーや言葉の暴力に対しては、「相手にせずに避けるべし」「相手の要求をある程度許容して、その後関わらないようにする」とあった。これはその場しのぎで根本的な解決にはなっていないが、やはり異常者相手には「逃げるが勝ち」である。

特にサービス業などは大きな問題にしないようにある程度のクレーマーに対しては、「一定の譲歩」をしている。そうしたらクレーマーをした方が「得られるものが多くなる」ことになる。

非常に不公平な世の中であると感じざるを得ない。

ところで今回の容疑者の年齢は43歳とのこと。まさに「中年の危機」のターゲット年齢バッチリ入っている。

容疑者は「中年の危機」による悪い精神状況が影響した結果、あのような異常行動に出たとしたら「中年の危機」が他人を傷つける非常によくない症状であることになってしまう。

そして今回の事件が「中年の危機」によるものだとしたら、自分も同じようなあおり運転をしてしまうのであろうか。

確かに苦しい心情を、外に吐き出して他人を傷つけるということはあり得るとは思うが、今回の容疑者は普段から異常行動があったとのことなので「中年の危機」による影響ではないという結論としたい。

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