隣の家の子供をわがままに育てた功罪

最近では地域コミュニティーが薄くなってきて、地域の人たちとの交流が少なくなってきたと言われるが、それでもお祭り時に稼働する子供会や老齢の方のゲートボール会などまだまだあるようだ。

マンションやアパートだと賃貸の人もいたりするのであまりコミュニケーションを取ることが少ないかもしれないが、それでも近くに住んでいるということで少なからず関心はあるし、普段の行動からどのような人物であったり、家族構成、仕事などが見えてくるものである。

それに人生100年となると会社員卒業後もそれなりに長い期間残るので地域との交流をしていく必要がある。地域交流について無下にはしないように少しづつ興味を持つようにしている。中年の危機を脱出するためにも新しいコミュニティーへの帰属や、新しい趣味を探さなければならないからである。

ところで隣の家のわがままな子供だが、これは隣国の困った大統領、国民性の話である。

領土の問題、過去の戦争時の問題といままで好き放題日本に対して文句を言ってきた。

日本サイドも「極めて遺憾である」とのメッセージで対抗してきたが、一体この「極めて遺憾である」メッセージとは一体どのくらいの効果があるのであろうか。

至近時の隣国の対応から鑑みると全く効果がなかったと感じても仕方がない。そして外交どうこうと言うレベルではなく、相手がわがままな子供であることを日本が理解していなかったのではないか思う。

これまでもずっと甘やかし続けてきたので、隣国サイドもこれ以上なく増長してきて、見境がなくなってきた感もある。それは昨今話題のクレーマーの姿と重なるが、「言ったもん勝ち」がまかり通っていると思っているのである。

かの大国も米国流の脅し、すかし、言ったもん勝ちと言った感じである。自分さえよければいいが当たり前になってきているのである。(隣国よりは全然臨機応変な対応ができているが)

その中で日本のこれまでの対応は誇るべく「日本的大人な対応」であった。そして今回ついに、大人として少し諫めたところであったが、長年甘やかされた癖はそう簡単には治らず、完全に逆ギレし隣国はどでかいモンスターチルドレン化してしまったのである。

こうなると手が付けられない。アンコントローラブルである。チキチキ暴走マシーンである。

ところで、もしこのようなプロセスで隣国をモンスターチルドレン化させて、世界から孤立させる青写真を日本サイドが描いていたとしたら・・・・・。なかなかの策士が日本にいて頼もしい限りである。

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