46年間三日坊主

今年も正月に抱負を考えることをしなかった。どうせうまくいかないし三日坊主なのだから。

46歳、三日坊主を続けて46年になる。

なにかを思い立ってキチンと続けたことが何一つない。

そのため趣味無し、特技無し、仕事も中途半端な人間になってしまった。

もちろん厳密には三日間でギブアップした訳ではないが、極めるまで、納得するまで継続したことがないということである。

先日新渡戸稲造さんの「修養」という本の紹介を見て、ブックオフオンラインで購入した。

なかなか心に浸透しやすい内容で自己啓発系としては時間がかからず、眠くならずに読めた珍しい本であった。

その中で何事も途中でやめてしまうとゼロに帰してしまうと書かれていた。

ゼロはないだろう!と心の中で抗議したが、途中で挫折して負けてしまったことがいけないという教訓であった。

つまり途中で止めずに継続できれば必ず何かに達成することができる、ということである。

そして途中で止めたにも関わらず知った風なことを言っている輩がいかに多いかと言うこともにも繋がる。いわゆる知ったかぶりさん。

 

確かにいろんなことを途中で止めて楽な方に流れて、逃げてしまってここまで来たのである。

中年の危機もこのような心の弱さから生じる病でもあると思う。

今一度自分を見つめなおして、継続できそうなこと、自分という人間がどう生きていきたいのかを追求していく必要があるようだ。

 

 

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