また1年が終わる。会社員として失われた感覚を取り戻すための年末年始大型連休の使い方

2019年残すところ2週間となった。グレグリオ暦だかなんだか知らないがだれかが作った暦で12月が最後で1月が最初になっている。

12月が1年間の最後で区切りが付くという意味ではいろんなことを切り替える期間としては12ヶ月くらいがちょうどよいかもしれない。1年、12ヶ月、365日が過ぎることで年齢も一つ加算もされるし目安としては非常に分かりやすい。

しかしこの「1年間」と言う期間にすべてが振り回されてもいる。環境によっては「1年間」が短かったりする場合もあるし、どん底の苦難の日々を送っている場合には「1年間」は長く辛いものかもしれない。

いずれにしてもこの「年」に振り回される日々の中で身近では携帯電話の契約期間は2年間だし、車の車検は新車は3年、その後は2年、会社員として大事な事例は3年とか5年とかの期間で発令されたりする。

いまの部署がきつい場合は3年が過ぎたあたりからそろそろ辞令がでるのではないかと辞令の時期は楽しみであるかもしれないが、そのタイミングで辞令が出ない場合は最悪また1年間耐え忍ばなければいけなくなる。365日、日々残りの日にちを数える辛く不毛な日々が続くのである。

ところで定年も60才が65才になることで会社員人生が5年も伸びることになり、大学卒業の場合は40年以上も毎朝起きて通勤することになる。1年1年の積み重ねだがやはり40年は誰にとっても長期間である。

途方もない期間働くことで心の何かがマヒして失われているのではないだろうか。若かったことにやりたかったこと、なりたかった職業など10年も働いていれば泡となって自分の中から消え失せてしまうだろう。

ところでそのような失われた自分を少しでも取り戻すため、長期9連休となる年末年始の休みを有意義に過ごしたいと連休前はいつも意気込んでいる。大抵は志半ばになるのだが。

とにかく9連休である。びっくりマークを付けるほどテンションは上がっていないし家族のイベントが控えているので遠出もできない。しかしあと2週間くらいで休みに入るのが見えていると日曜のサザエさん症候群はかなり軽減される。

まずは計画である。家族との時間が第一優先なので自分に割ける時間は限られているが、後悔をしないように一日一日なにか一つでもやり遂げられるような課題を準備しておきたい。

差し当たってはいま購読している「スタンフォード式 人生デザイン講座」の下記課題を実行したいのは下記の①-③である。

①自分の人生観について書き出す。

②自分の仕事観について書き出す。

③ ①②の重なっている部分、重なっていない部分を整理する。

人生観とはいきなり大上段に構えた内容であるが、中年の危機の自分には打ってつけだし、避けて通れない本気で考えなければいけない事項でもある。

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