9月から月曜日休みの3連休が続いていた。
9月16日は「敬老の日」。9月23日は「秋分の日」。10月14日は「体育の日」
そしてとどめの2019年限定の10月22日火曜日「即位礼正殿の儀」であった。火曜日に設定してくれたおかげで、月曜を有休休暇(取引先がほとんど休みで会社が有給休暇取得を奨励した)とした4連休であった。
まだ11月4日の文化の日振り替え休日が残っているので精神衛生上まだいいが、11月4日の三連休が終わると残念ながら年末年始まで休みはないことになる。
日本人は祝祭日は得意だが有給取得は苦手であることを記載した。6月も連休がないことで有名であるが、12月まで3連休がほとんどないので是非、気合を入れて勇気をもって、有給休暇を取得したい。
ところで「即位礼正殿の儀」(なぜか「そくいせいれいでん」と勘違いして思い込んでしまっている)が、なぜ10月22日となったか、調べたサイトを確認してみたが正式な理由は公表されていないようだ。
5月に即位したのでそのあとに開催できるはずだが、世界のロイヤルファミリーを招待することや警備体制を万全にする必要もあり準備や梅雨、真夏を避けたということで10月になったのかもしれない。
しかしなぜ火曜日なのだろうか。知識がないながらも「大安」かなと思ったが「友引」であった。これも?である。
せっかくだったし、ちゃんと見れなかったのでメインイベントの13時からの「即位礼正殿の儀」は録画しておいた。夜、改めて見てみたが思ったよりかなり見ごたえがあった。興味深かったポイントがかなりあったので備忘録として残しておきたい。
・高御座(たかみくら)の帳(とばり)が開いた時、すでに陛下が中にすでにいたことでびっくりした。いつ入ったんだ?カメラ映していないときに入ったのか?それとも後ろから入ったのか?マジックショーのように下から入ったのか?・・・。
・高御座を開く際、「帳(とばり)が開く」という言葉が使われて、おそらくこれが「帳が下りる」という言葉の由来か関係する言葉なのかなと想像したり。
・皇后さまが立たれる「御帳台(みちょうだい)」が、ご開帳の語源なのかな?と想像した。実際には違い「秘仏の帳(とばり)を開いて一般信者に拝観・結縁(けちえん)させること」。
・いわゆるよく言われる「三種の神器」の本物が出て日本のルーツが垣間見えた
・英国チャールズ皇太子が、礼砲の最中ずっと下を向いて何かを見ていた。他の人も持っていた式次第だろうか?テレビに映っている間ずっと下を向いていたので「誰か教えてあげて!」と思った。
・そもそも世のロイヤルファミリーの優先順位の上に入る英国王室。もしかして10月22日の設定もチャールズ皇太子の出席も加味されたのかなと想像したり。
とにかく色々見どころ満載な、即位礼正殿の儀であった。小学生の息子が全く興味を感じていなかったのをみて、こういうイベントを楽しめるようになったのは年を取った証拠なのかな、と思い至ったりした。