4月の人事異動に向けた辞令の発表が各社行われている。
そこそこの会社の社長さんが交代するとニュースになる。それだけ影響が大きいということだろう。
社長の交代は正に会社の命運がかかっており、社長によっては会社が大きく変わるからである。
そして人事は社長が変わると大きく変化していくことになる。
人事はだれがどうのように決めるのかはわからないが、かなり複雑なパズルであることは間違いない。
人事は組織の必要性や色々な要素、色々な思惑があって決まっていく。
ポストや勤務地、勤務期間、業務内容などによって当然不本意な人事が出ることがある。
会社員たるもの、不本意だとしても人事辞令がでたら基本それに従わざるを得ないことになる。
しかし、その辞令、どうしても従わなくてはいけないのだろうか。
基本的に断ることができないという。業務命令だからである。しかしこの業務命令や辞令、断るとどうなるのだろうか。
正当な理由があれば、いいのかもしれない。また組合員の場合は雇用は守られるという噂もある。
組合員でない場合はどうなるのだろうか。
会社を解雇されるのだろうか。出世の道が閉ざされるのだろうか。
ライフワークバランスと言われて久しいが、この不本意、もしくは不条理な辞令はどのような
位置付けなのだろうか。
出世したくない、管理職になりたくない人間も多くなってきている中、この人事辞令は
更に難しくなってきていると思われる。
更にコロナで在宅勤務ができたり、出張が制限されたりすることで転勤を伴う異動は今度減少していくと思われる。