中年になっても金曜日は相変わらずうれしい。翌日土日と休みだからである。金曜日の夕方から夜にかけてが一番リラックスできて幸せな時間である。
土日が休みでない会社もあるだろうし、世間の社会人でも週休二日を確保できる職業は過半数はあると思うが、休みが少ない会社も結構あるのだろう。また平日休みのサービス業もいるのでなんとも言えないが、時々休日の楽しむために働いているのではないかと感じる時がある。
土日はそこそこ休んでいよいよ日曜の夕方である。いわゆるサザエさん症候群で、月曜日の憂鬱が襲来してくるのである。早い時には土曜日の夕方、もしくは日曜日の午後あたりから、サザエさん症候群が始まる。
会社、仕事の憂鬱感の原因は、おそらく仕掛業務が無数にあったり、未解決案件、社内外の人間関係問題など複雑に絡み合った課題である。それぞれが自分に憂鬱感を押し付けてくるのである。
解決に向けて、憂鬱とさせる原因を分析する必要がある。原因を紙に書きだすだけでも頭の中が整理されてスッキリするので時々整理している。
結局は仕事のタスクリストが出来上がることになり、これはこれでスッキリするが、「根本的な解決」ではない。
なぜなら会社員のタスクは永遠に続き、定年まで、最近は65歳までタスクに追われ続けることになるからである。43歳なので残り22年で計算すると22年x240日+α=5,280日+α。
新卒であれば 34年x240日+α=10,560日+α・・・・。
これだけの膨大な時間を対価にして給料をもらうことになるわけで、時給を計算したくも
なるがそれ以上にそれだけの価値のある仕事かどうか?と 考えてしまう。
それでも会社員をすぐに辞めることはできないので、とりあえずは、少しでも楽しいタスクにして、達成感を感じるような業務にするような努力をすることが必要で、結局それが会社員の仕事でもある。(モチベーションは上がらないが)
一方、タスクに追われないように、要領よくこなして、タスクを追いかける方になれば当面の憂鬱は減らせることができるかもしれない。
まずは目の前、中期的な会社員タスクの課題を解決しながら、65歳まで会社員を続けていくのか真剣に考えていく必要がある。そうしないと根本的な解決は永遠にしない。