効率的なエコ七夕まつり

7月7日七夕である。このイベントは中国大陸から伝播されてきたようで、7月7日自体は昔のイベントのため旧暦のため、いまの月日に換算するとズレていくことになるが、7月7日と分かりやすい日のためこのまま使われているようだ。

東南アジアでは「旧暦」がよく正月や休みなどでよく関連してくるが、そろそろその旧暦に拘るのはやめてもいいのではないかと思っている。

過去の人が決めた歴のようだし、これに拘ると季節感のあるイベントはどんどんずれてしまうのではないかと思っている。実際にはこの七夕も旧暦でいうと現在の8月中旬頃になるようで、ずっと先の未来には12月くらいまでずれてしまい、寒空の天の川を見上げて七夕を祝うことになるのはかなり違和感のあることになる。

ところでこういったイベントの発祥はやはり中国大陸で、中国はもちろん韓国、台湾、ベトナムなどでもイベントとして認識されているようだ。きれいな天の川にまつわる男女の話でロマンティック度満点なこともあり星祭り(ほしまつり)とも言われているらしい。

関西ではあまり話題にならないような感じであるが、七夕祭りは全国にいくつかある。

①仙台七夕まつり  8月上旬

②秋田県 能代七夕「天空の不夜城」 8月上旬

③湘南ひらつか七夕まつり 7月7日前後

④東京浅草 下町七夕まつり 7月7日前後

⑤京都府 京の七夕 8月上旬

大きいのは①~③で3大祭りと言われているようだが、ほかにも埼玉や愛知でも微妙に時期をズラして開催している。見どころは大きな提灯のような大型でカラフルな飾りつけである。聞いたところ③④で使用した飾りは①②に持っていって再利用されるとかされないとか。多少改修するのかもしれないが、リサイクルの視点からは非常に有効と感じる。持っていく輸送コスト・排ガスとの比較にはなるが・・。

こういった意味では①②は旧暦で開催しているという名目を立つし、リサイクルもできるということでなかなか効率的である。

ただし、一度だけ平塚の七夕祭りに行ったが、近代化しており出店と輩の多さと町の汚れ具合、身内だけで楽しんでいる感(そもそもお祭りは身内が楽しむものかもしれないが)が強くて、また行こうという気にはなれかった。

教訓

・お祭りは地元の身内のためのものであり、部外者は遠巻きから楽しむべし

・あまり効率を追求しすぎると少し興ざめしてしまう。(あの綺麗な飾りお古なんだって・・)

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