8月初旬から台風がいくつか発生していて、夏休みに直撃するかもしれないとのことでニュースになっていたが、予報通り台風が西日本を中心に直撃中である。
ここまで事前に予想してくれていると心構えだけでなく、水や食料も事前に準備ができる。住民も備えができるから混乱もあまりなく、近くのスーパーでも通常より少し品薄程度であった。
台風8号は8月6日には九州に上陸、交通機関に影響がでた。台風9号は熱帯低気圧に変わったということで台風ではなくなって影響がなくなったとのことだが、一体何のことかわからないないので調べたら、台風と熱帯低気圧の違いは最大風速の違いとのこと。そういう意味では台風も熱帯低気圧の一部になるのでニュースで言われた「熱帯低気圧」に変わったというは間違いということになる。
実際には熱帯低気圧の最大風速が17.2m/秒以上のものが台風というそうだ。今回の台風10号は25m/秒なのでそこそこ強力ということになる。
しかしこの台風、来るたびに超大型台風と言われれるが、過去と比較しても大型化してきているのだろうか。過去にも大きな被害のでた台風はあるし、頻度も多い年もあったような気がする。
気象庁もできるだけ前広に情報を提供してくれているが、すべての人にまで平等に情報が行き渡ることは難しいし、情報を受け取ったところで自分は大丈夫と楽観的な考えであった場合にはせっかくの情報も無駄になってしまう。
それとしても今回の台風に対する報道はいつも以上に「あおり方」が強かったように思う。ここぞとばかりに危険であることを強調していたように思う。
交通機関もかなり早い段階から運休にしたため近くのコープさんは午後には臨時休業をしていたくらいである。
そして結果的には大きな被害が出なかったのでよかったよかったとなるのだが、少し情報のあおり方についてもう少し強弱をつけてもらうなどしてくれないと、オオカミ少年のようになって少しくらいのあおり方では効き目がなくなってしまうのではないかと心配してしまうのである。