夏休み最終日 学校に行くのが本当につらい子供たちと会社に行きたくない中年

今年は8月31日が土曜日ということで夏休み明けの始業式が9月2日月曜日と恵まれた年度であった。

始まりも7月20日土曜日からとタイミングがよかったため夏休みは44日間という計算になる。

ちなみに昨年は42日ということだったので2日間多かったことになる。

大阪府下の学校は8月26日始業式とのことで一週間も短いのだが聞いたところによると2018年は地震や台風なので授業時間が少なかったからその分の追加授業があるためとか。学年が変わっているのでもう関係ない気はするが・・。

全国的には明日9月2日が始業式のところが多いと思うが、統計的にはこの日は学生にとって年間の中でも一番つらい日(自殺者が多い)になるそうだ。

夏休みが終わる時にいつも思い出すのが2015年に鎌倉市の図書館が発したツイッターである。

「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。」

学校がつらい子はみんなこのツイッターを見ていて欲しい、と思った内容である。当時はかなり拡散したしニュースにもなったので書いた本人の思いが通じてよかったし、本件を思い出すたびに涙が出そうになる。

現実としては、学校に行かないと学校から家に連絡が行ってしまいばれてしまうことになるので完全には逃げ切ることはできないが「学校に行かない」という意思表示ができる分、一歩前進である。

上記のツイッターで図書館へ行く後押しになればそれだけで何かが少しでも変わるはずである。少しだけの勇気をもって、学校ではなく図書館に行く。(図書館は勉強もできるので行く理由はある)

苦しい現状を変えるのは難しくて、時間が過ぎるのを待つしかない時もあるが、それでも辛くてどうしようもなくて、自分で判断する力も衰えてしまっている時は、ぜひ上記のツイッターを思い出して図書館に行ってほしいと思う。

かくいう自分も最長9連休で、さすがに休み明けの日だけでなく、休みの終わりが見え始めた中盤ころには憂鬱度が半端なく上昇して苦しかった。

そして8/19の通勤は激的に辛く、更に8/19の週は本当に長く感じた。人間慣れると何とかなる部分もあるが、この8/19からの一週間で心も体も休み以上の疲労感と憂鬱感のダメージを受けて、中年の危機の事を考えることさえも億劫になる時もあったほどであった。

何とか会社には行ったが図書館ではなくて、散歩や本屋に行って一時的にでも現実逃避してきついところを乗り越えた。まだまだ中年の危機、憂鬱感は継続中であるが、解決策を模索しながらうまく付き合っていくしかない。いまのところは。

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