9月8日から9日にかけて関東方面を襲った台風15号の影響が3日たった9月11日夜時点においても残っている。
1日くらいなら何とか凌げると思うが、先行きが見えず2日、3日経つとかなり苦しくなってくるのではないだろうか。富裕層であればホテルに避難することもできるのだろうが、一般人はそうはいかない。
千葉県に親戚はいるが東京よりなので停電の被害はなかったと思うし、自分とは関係のない地域だと思っていた。しかしある取引先が停電発生直後から連絡が取れないとか出勤していないとかの連絡は来ていた。関西では台風の強さが分からずすぐに復旧するものだと思って放念していた。
しかし、本日になっても復旧のめどが立たないとのことで確認したところ当該の取引先がまさに停電地域のど真ん中に位置していることが分かった。
これは一大事、関係者に連絡してすぐに対策会議を依頼し、対応を取れるそうな「くせのある」代替の取引先に応援を要請した。しかし「自分のところは関係ないし、自社都合があるので応援はしたくない」との返事。
こういう時に快く引き受けてくれれば今後の取引も円滑になるだろうと思ったが、やはり想定通りの最悪の対応。腹立たしい思いを胸に関係者に検討を依頼していたところ、例の代替の取引先が「しょうがないから今回だけ対応する。次回はない」との返事。どれだけ自分勝手なのか!、と苦虫を噛み潰した感情を腹に収めお礼を言っておいた。
こういう非常時に人間の本性がでるのだろうと改めて思った。普段から高圧的で自分勝手な取引先。仕方なく取引をしているが、このような商売をしているからか社内統制も取れていないし不具合も多い。取引を徐々に減らして最終的には取引を停止していくべきだと感じた。
こういう仕事の関係者がいるのが仕事でのストレスの最大の原因でもある。中年の危機を脱出できないのも、このような人間関係が大きく影響している。
このような人間が蔓延っているのが不思議でならないが、まさに「憎まれっこ世にはばかる」である。もしかしたら「必要悪」でもあるのかもしれないが、「和」を乱し、他人の事を考慮しない人間が周囲モチベーションを低下させ、その結果組織は劣化を一途をたどっていくのである。
「憎まれっ子」のレベルの問題はあるが、暴行あおり運転などにみられるような明らかに反社会的というか自己中心的な人間は「人口知能」で検出してどこかに隔離するようにするべきである。