世の中には大小様々な会社があるので、そこで働く人間を「会社員」と一括りにはできないが、少なくとも共通する部分はかなりある。
まずは毎日出勤するである。
小学校中学校は義務教育で基本的には必ず毎朝通学しなければならない。もちろん体調不良やいじめなどで通学できない状況の場合は仕方ないが見えない通学への「強制力」や休むことの「恐怖心」で通学しなければならないと思い込まされている。
同じように会社員も基本的には会社が定めた休日以外は必ず出勤しなければいけない。会社員も小中学校同様に出勤の「強制力」や休むことへの「恐怖心、罪悪感」が存在する。小中学校よりさらにきついのは、仕事は歯車で休むと動きが止まってしまうことや仕事の対価として給料を貰っていることである。
国民の休日などでみんなが休んでいればいいが、世間がみんな働いているのに自分だけが休むということにまじめで恥の文化の日本人は恐縮したりするのである。
社員であれば有給休暇で年間決まった日にち(20日くらい?)であれば休んでも給料は減らないが、この有給消化率は世界でも低い方で、最下位という統計もある。
有給を消化ないのは出勤の「強制力」や休むことへの「恐怖心、罪悪感」が強く影響している。
日本は国を挙げて、残業削減や有休取得率向上を目指していていまのところ、残業時間の規制や有休取得の奨励であり、休むことへの「恐怖心や罪悪感」を凌ぐほどの強力なものではない。
出勤の「強制力」や休むことへの「恐怖心、罪悪感」 > 残業削減規制、有給取得奨励
自分は大学卒業して普通の会社に就職する時に、この「毎日出勤」することに絶望に近いものを感じて、毎日出勤の会社員はいずれ卒業してやる!と思っていたが、途中いこごちのよい期間もあり20年以上も会社員を続けてしまっている。
しかし中年の危機に罹患している現在、窮屈な毎日の中で心おきなく自由に休ん自分の時間を過ごすことができない状況を改めて感じたことで、やはり会社員という現代版の奴隷制度から脱出する方法を模索しなkれ場と改めて感じているところである。
ほかに会社員に共通することとして以下についても言及していきたい。備忘録としても記載しておく。
・会社員には業務命令というルール不透明な指示がでる
・職場・同僚はチームプレイといいながら昇格させないことなどの待遇差で人格否定