2020年静かなゴールデンウイークである。
少なくとも家の中にいる限りは世の中の動きが分からないし、住宅地は平穏のようだ。
例のウイルスのおかげでみんな家に籠って静かに身を潜めているのだろうか。
小学校、中学校の子供はいまだ学校が始まらないので宅急便で課題なるものが送られてきている。
それをこなすのが精いっぱいなのでテレビをつけることが禁じられている。
そして家の中はYoutubeの音楽が淡々と流れている。
気温がそこそこ高いので窓を開けて換気している。時折涼しい風が入ってくる。
一見、平和な休日なのだがウイルスは活発に領域を拡大しつつあるらしい。
例のウイルスが認識されてから3ヶ月は経っているだろうか。
人それぞれの認識や危機感の感じ方は異なるのだろう。いまだにパチンコ休業騒動でアホみたいに報道されている。
ところで個人的にはこの3ヶ月は年度が切り替わる時期もあり年間の中でも精神的肉体的にタフなタイミングなのである。
そこにこのウイルス騒動でいろんな面倒なイベントが中止になって非常にほっとしているのである。
自分としては2月末にはそろそろ本格的に日本にも流行して混乱が始めるのではないかと思っていたのである。
そうしたら気のゆるみか3月の初旬に体調を崩した。
結果的に土日入れて5日間は体調不良で寝ていたことになるが、ウイルスの混乱が始まると想定して社会活動も鈍化して仕事も停滞すると思っていたので緊張感もなく、早く治そうという気にもならなかった。
コロナの社会的影響を期待して、自分の心身は完全に緩んでいたのである。
ところで家族からは例のウイルスへの感染を疑われて自分自身も高熱が続いたことから近くの医者だけでなく念のため少し離れた内にも受診したがウイルス感染ではないとの診断。
実は今でもあの時の体調不良は例のウイルスだったのではないかと疑っているのだが。