ルーティン業務や突発案件、プロジェクト物など仕事には様々なパターンがありますが大半の会社員は足元の業務に疲弊していて、仕事を前向きに捉えられていないのではないでしょうか。
仕事が進む原動力として、下記の2タイプに大きく分かれます。
①上司、クライアントに怒られる恐怖心から仕事する 「外圧」原動力タイプ
②積極的に自ら動き出す 「自発」原動力タイプ
ほとんどが①のタイプで真面目な日本企業は社員が恐怖心から猛烈に働くため業績もよくなります。
特に大手企業に人気がある上下関係大好きな体育会系は、命令系統がハッキリしている組織にはうってつけの存在です。
一方、②の少数派であるがモチベーション高く自ら課題をみつけ積極的に仕事する奇特な人たちも存在しています。
なぜそんなに頑張れるのか理解不能です。(承認欲求が異常に強いのか?本当に会社をよくしようと崇高な思いがある?)
会社組織は基本トップダウンで業務が進んでいくので上司のいうことを部下が聞かなければ成り立ちません。
そのため会社は人事権を巧みに利用して、上司が部下に仕事をさせています。
おかしな上司がいても、人事権という魔法の杖があるのでどうにもなりません。
優秀な人材がいてもおかしな上司のおかげで無理が生じて仕事や人間関係に問題が出てくることもあります。
それでも真面目日本人は、ミッション達成のため、身を粉にして働いてしまいます。
ミッション達成って言葉はカッコいいですが、所詮は与えられた業務を遂行しただけですが。
本当に自分でなければできないことで、自分でなくても達成できることって、そんなに価値があるのだろうか?自分の存在意義ってあるの?と時々考えてしまいます。
ビジネス書籍だと、「先の事や全体感を考えても問題は解決しない」と書かれています。
まずは「目の前の仕事に全力を尽くせば自ずと道は開ける」と記載されていること非常に多いです。
それは少し違うと思っています。
正直、目の前のやっつけ仕事なんかはどうでもいいのです。
何より大事なのは自分という存在が残りの人生をどのように自分のために活かせるか。
それに向けて具体的な行動や発言を実行していくことだと思っています。
会社で働くということは、会社風土、人間関係、業績、事業環境などに大きく左右され、自分一人ではどうにもならない事が多くあります。
会社を取り巻く様々な矛盾や不条理の中でいかにうまく泳いで、乗り切ることが重要になってきます。
仕事を頑張るだけでなく、風土、人間関係、業績、事業環境等と言った荒波を乗り越える能力も必要だと思うと仕事のモチベーションも下がってしまいがちです。
何を書いているのか分かりにくくなってしまいましたが、会社を取り巻くものが複雑に絡みあっていて色々な方面に配慮しているだけ疲弊してしまい、仕事のモチベーションなんか上がりません!ということが言いたいのです。
なんとかならないものでしょうか・・。