大型連休のゴールデンウィークが終盤になってしまった。
今年は特に遠出はしなかったし、長い連休だったことからいつ何をしたか忘れてしまう。
家から出ないと家族とのメールもないし、写真もあまり撮らないので履歴が分からず思い出すのに大変である。
もう少し思い出作りのために印象に残る場所に行ったりイベントを開催すればよかったと後悔している。昨年、一昨年は以前の反省を踏まえて泊りがけで出かけて充実した休みを過ごした。おかげで今でもいい思い出として思い出している。
今回は子供のイベント何日かあったし、休み前までが仕事でバタバタして落ち着かず、計画を練る精神的余裕がなかった。来年は事前に準備して思いで作りをしたい。
考えれば、人生は思いで作りのために生きているようなものである。後で振り返って以前の記憶を思い出して懐かしんだり、満足度を得たりしている。
さらにはその思い出や経験を基に、反省したり試行錯誤をして、新たな良い経験を積み上げ、思い出とするのである。
つまり人生はいかに思い出を積み上げて、経験値を増やして、さらに良い思い出を増やしていくというロールプレイングゲームのようなものであると言える。
その中で苦労や苦悩、ストレスが存在していてそれをうまく乗り越えられれば、後々よい思い出とすることができる。「あの時は本当に苦しかったけど、何とか切り抜けていまの生活があるんだよな。俺がんばったよな。いま思えばいい思い出だよ」と。
しかし、目の前のストレスを乗り越えられない場合はどうなるのだろうか。そのまま苦悩の中で苦しみが継続しているそんな状態でもよい過去はよい過去で思い出されるかもしれないが、手放しで昔の武勇伝の自画自賛はできない。
うまく表現できないが、いい思い出も悪い思い出も、その時に感じる感情や精神状態に影響されるのでできるだけ安定したよい精神状態を保っておきたい。
そのためにもいい思い出をできるだけ積み上げていく必要があると思っている。