人生をより一層充実させるためには限られた時間をいかに有効活用するかがカギのようだ。
特に朝の早い時間は邪魔されることが少ないし集中できるとリア充や意識高い系はよくおっしゃっている。
こういう方たちはもともと優秀なのか、ただテンション高く、血圧の高い人たちと位置付けたい。
もともとの出来が違うので、自分のような自堕落な人間にいくら早起きのメリットを語ってくれても起きれない。
とにかく起きられないものは起きられないのである。
睡眠の気持ちよさにあらがうことができないのである。
そして「眠い」に勝る楽しいことがないから、余計に早く起きることができない。
ということは「眠い」に勝る楽しい、テンションの上がることがあれば起きれるのだろうか。
私は学生の頃から夜型で、夜寝るのがもったいなくて、就寝は大体2時頃。
早く起きれるはずがない。
しかし夜寝るのがもったいないといってもテレビをだらだら見るくらい。
最近ではサブスクリプションの代名詞のネットフリックスの罠にすっかり引っかかってとっかえひっかえ新旧の外国ドラマを見ている。
早く寝るようにすれば自然と早く起きれるはずだが、どうにも早く寝れない。
ところでお年寄りになると早起きになるらしい。
理由は知らないが、みんな早起きしてそんなに楽しいことがあるとは思えない。
学校の教授がお年寄りが早起きするのは、「寝ている間に死んでしまうのが怖くて早起きする」と冗談半分に不謹慎なことを言っていたが、かなり有望な理由と思っている。
本当の理由はいろいろ研究されているが、人間の本質的な恐怖としての「死」は年齢を重ねるほど深層心理の奥底で強くなるはずである。
医療の進歩で長寿命化はしているが、「死」が身近に来ているお年寄りには意識を失う「睡眠」は「死」に近い症状に感じているのかもしれない。
「死」が身近にあると生きている時間を大切にしようと早起きするようになるのかもしれない。
いずれにしても短い人生なので時間を有効活用するために早寝早起きは良さそうだが、今日はまだ寝る前にNetflixを見てしまいそうである。