「いい会社」とは業績を上げて、ブランド力もあり、魅力もあって、おそらく給料・福利厚生がいい会社のことであるが、それらを満たすためには競合の会社より一歩二歩抜きに出た「なにか」が必要である。
そしてその「なにか」を発想して、作り出して、世の中に出して、維持しているのは、その会社の社員に他ならない。
この突出した「なにか」を実現させるためには一人の力ではどうにもならない。
チームとして指揮系統がしっかりしていて、ゴールがしっかり見えていて、そのゴールがいばらの道だとしても突き進むパワーを持っていなければ完結できない。
そのためにはピラミッド型のチームがあって、トップダウンでやることを期限通り進め、上司からの業務命令は絶対であるとチーム全員が理解している必要がある。
つまり極端なことを言うと「いい会社」は 上司の命令が絶対=軍隊 と近い状況になる考えられる。
それを現代式に言うとブラック企業ということになる。
もちろん理不尽な上司や会社の要求、報酬、勤務時間などなど色々な制約条件はあるが、目的に向かって突き進む「いい会社」=限りなくブラック企業に近くなる。
そうならないように、ITを駆使しているGAFAは、職場にビリヤードがあったりフリーアドレスディスク?、バイキング昼食等で福利厚生を充実しているのではないだろうか。建前はリラックスすることで新しい発想がでるとかでないとか・・。
しかし実際には相当ハードな業務を行っていると思われる。そうでなければグーグルマップのような便利な機能が無料で提供できるはずがない。これを無料で提供することでそれ以上になにか大きく得るものがあるのであろう。個人の位置情報や検索情報などなのであろうか。
聞いた話では、グーグル社は、ハードな業務を課している、さらに貢献してもらうために、社員の精神を落ち着かせるため社内にマインドフルネスなるものを導入したりしているとのこと。禅なのか仏教なのか座禅なのかヨガなのか分類ができないが、少なくともストレスフルネスとは違うようである。